金木犀の季節である。
母が目の高さにある枝を切ってしまい
花は見上げるように高いところにある。
お天気次第では
金木犀の香りが降るように降りてくるが
暖かい日は香りというものは
上に上がっていくものなので
あまり香らない。
うーん、もうちょっと考えて
剪定して欲しかったなぁ・・・
この季節になると
少女漫画家の内田善美の
作品を思い出す。
★いちおう貼っておきますが楽天にもamazonにも在庫ありません。中古なら1冊で15,000円ですが、まず出てこないです。作者は増刷を拒否しているし、電子書籍化も望めません。読者だけの心の宝石みたいなもの。★ |
集英社の「りぼん」でデビューした時は
細密画のような漫画に私は
衝撃を受け、それ以来ずっとファンである。
本人が納得するストーリーで
丁寧な絵を描くので
とてもじゃないけれど
量産不能の寡少の作家だ。
「星の時計のLiddell」で主人公は
金木犀が香ると
どこかの異世界に行ってしまう。
それで私も金木犀が香る季節になると
主人公が行った異世界に
行けるような気がして
少女の頃から、金木犀の木の前に
立ってみるのだが
異世界に行けたことは、ないですなぁ・・・
金木犀の葉を取り、
キバナコスモスと合わせてアレンジしてみた。